貸してあげなさい!

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青梅あけぼの幼稚園

貸してあげなさい!

子どもは、両手いっぱいおもちゃを抱えていても、お友達に貸してあげるのは「イヤだ!」と言うときがあります。「なんてわがままなのかし ら、自分のことばっかりで」と、おかあさんはつい心配になりイライラ・・。しかし、本当は、とても健康で順調に育っている姿なのです。
1歳半頃までの子どもは母親べったり、それが2歳直前になると急に、親の言う通りには動かなくなります。2歳から4歳にかけては第一反抗期と呼ばれる時期で、気に入らないと激しく泣いたり、ひっくり返ったり、なんでも「イヤッ!」と言ったりします。
おかあさんからは悪い子になったように見えるのですが、実は、この反抗・反発は子どもの自発性・自主性を発達させているのです。この時期に、あまり素直だと、却って心配。2歳~4歳頃は、はじめて自我に目覚め、自己を確立するために甘えと反抗を繰り返しながら成長します。まさにエゴの塊の時期、「貸してあげなさい!」と従わせること自体、無理な面があるのです。この時期、子どもは「いやだ!」と拒否することで自分を確認し、自分のオモチャを持つことで、所有する満足、達成感、優越感、自己への誇り等などを味わっているのですから。

物への執着・愛情・一体化する満足・集中等、どれを取っても大切です。母親の愛情を感じてい る中では、相手に対する甘え、怒り、憎しみすら、成長の糧となります。自分の中で満足感、充実感を味わい、納得してしまえば、自然と貸してあげられる日が来ます。「貸してあげる気持ちになったら貸してあげてね」と見守っていてください。そして、貸すことができたら、心から褒めてあげましょう。いつでも無理に取り上げられていると、自己や物への愛着、集中力も深まらず、取り上げられる不安感のまま自信のない子どもになるでしょう。「イヤだ!」は成長のチャンス、ぜひ生かしてあげてください。

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